香港科技大学工学院の大学院コースでは、主に2種類のプログラムが提供されています。

研究型プログラム(Research Postgraduate):Master of Philosophy (MPhil) / Doctor of Philosophy (PhD)
学び型プログラム(Taught Postgraduate):Master of Science (MSc)

研究型プログラム(MPhilとPhD)は、文字のとおり研究を中心とした内容となります。通常のコースワークとともに、自ら研究すること、論文の学会発表、修論の審査などを受ける必要があります。日本の大学院コースとほぼ同じで、MPhilは2年間、PhDは4年間で修了する見込みです。研究面で大学に貢献することもあるため、給付型奨学金は比較的に獲得しやすいです。現在の制度では、院試に合格し大学からオファーがもらったすべてのMPhil/PhD学生に、基本として年間400万円程度の給付型奨学金が支給されます。PhDを対象にしたHong Kong PhD Fellowship Scheme (HKPFS)では、年間670万円程度の給付型奨学金が4年間支給されるとともに、授業料も免除されます。

公式サイト→こちら

給付型奨学金の詳細→「給付型奨学金」のページをご覧ください。

学び型プログラム(MSc)は、専門知識の学びを中心に、コースワークやグループプロジェクトが主な内容となります。自ら自発的に研究するというよりは、教わる形(Taught)が多いです。MScにも給付型奨学金が用意されているが、研究型プログラムより競争が多く、成績や英語力など結構問われます。MScにも授業料免除の制度があります。

公式サイト→こちら

給付型奨学金の詳細→「給付型奨学金」のページをご覧ください。

MScとMPhil・PhDとの主な違い

大学院コースの出願について

出願の主な流れ

詳細→出願の公式ガイド

コース出願と給付型奨学金申請のタイムライン→こちら

参考:香港科技大学工学院の入学条件

Postgraduate Program Booklet

2026-27
Flip book

SENG留学の必要な英語力 (TOEFLまたはIELTS)

TOEFL: 550 (paper-based) or 80 (internet-based)

IELTS: 6.5 (overall score) 5.5 (all sub-scores)